ITに関する専門知識がなくてもノーコードでホームページができるとして「ノーコード制作」が今、注目を集めています。ノーコードホームページ制作の市場規模も年々大きくなっているので、今後も注目の業界になりそうですね。
本記事ではノーコード制作の意味や特徴、メリット・デメリットなどをご紹介します!
|ノーコードとは?
ノーコード(NoCode)とは「ソースコードをかずにアプリやシステム、ホームページなどのソフトウェアを開発できるサービス」を意味します。
これまではエンジニアやプログラマなど、専門知識を持つIT人材によりソフトウェアが開発されてきました。しかし近年では、WixやSTUDIOなどのノーコードツールを使用し、ソースコードを記述しなくても開発ができるようになりました。これにより、プログラミングについての知識がない「非IT人材」と呼ばれる方でも、開発ができるようになりました。
ノーコードの市場は年々規模を拡大し、様々なノーコードツールがリリースされています。
|ノーコードの特徴
ノーコードには、視覚的・直感的に開発を進められるという特徴があります。
ソースコードを使わず画面操作により開発するため、現在のデザインを確認しながら作業できます。パワーポイント感覚で制作できてしまうツールもあります。求められるのは、ドラッグやドロップ、文字入力といった簡単な操作です。
これらの特徴により、誰でも作成できます。また、ノーコードによる開発はソースコードの記述が不要な分、時間が短縮されて工数を削減できるという特徴もあります。ノーコードを利用すれば、知識や時間がなくともホームページを制作できる可能性があります!
|ノーコードホームページ制作ツール
ノーコードのホームページ制作ツールは、どんどんリリースされ様々な機能を備えたものがあります。その中でも今回はメジャーなノーコードホームページ制作ツールをご紹介します。
Wix(ウィックス)
STUDIO(スタジオ)
BiNDup(バインドアップ)
ペライチ
Webflow
Wordpress(ワードプレス)
今回取り上げたツール以外にも様々な特徴や強みを持ったツールがあります。ご自身の利用目的に合わせて選択していきましょう!
|ノーコード制作のメリット
ノーコード制作の主なメリットは、以下の通りです。
専門的な知識がなくても自分自身で開発できる
制作会社への外注にかかる費用を削減できる
短い時間で公開できる
専門知識がない方でも制作できるため、費用や時間を削減できる点が大きなメリットです。
制作を専門家に依頼するという場合でも、コーディング作業がカットできるので、外注費用も大幅に削減できます。
|ノーコード制作のデメリット
ノーコード制作の主なデメリットは、以下の通りです。
複雑な開発や動きが再現できない
CMSへの依存度が高い
ツールに慣れるまでの時間が必要になる
ノーコードの制作は専用のCMS内で行うため、プログラミング言語を使って一から開発するよりも、自由度は低くなります。また、仕様変更やサービス終了があれば、それに従うしかなくなってくるのが、ノーコード制作のデメリットです。
|まとめ
ノーコードの特徴やメリット、おすすめのノーコードツールなどについてご紹介しました。
ノーコードでの制作は費用を削減できる、自分自身で制作できる等の大きなメリットがある中、仕様変更やサービス終了があれば、それに従うしかないというデメリットもあるため、ご自身の用途・目的等に合わせてご選択ください。
ノーコード業界は今後もますます注目度が高まると予想されます。現在は利用していない企業様であっても、今のうちにノーコードによる開発を視野に入れておいてもいいでしょう。
|プロフィール紹介
氏名:増田 将
経歴:同志社大学経済学部卒業
2019年〜Web制作事業をフリーランスとして起業。2021年〜大手コンサルティング会社に入社・2022年〜DeFi合同会社を設立
実績:ノーコードツール「Wix」の公式認定パートナー。Wix社協賛のウェビナーに複数回登壇。現在まで300サイト以上のノーコードサイトに携わる。
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